「鎌倉殿の13人」北条ファミリー最後の団らん…第37回放送「オンベレブンビンバ」振り返り (3/10ページ)
でもやっぱり餅は餅屋、後の下文は大江広元(演:栗原英雄)にちゃっかりお願いする政子。「私が書いたことにしてちょうだい」政子のリクエストに顔を輝かせる広元。
「女子(おなご)なので、漢字は書きつけないのです」
「では、我らもひらがなで書きましょう」
何なんだこの空気は。しかし広元が普段書きなれない平仮名で下文を書いたら、えらく無骨な文面になってしまいそうです。
まぁ、下文を受け取る御家人たちにしてみれば「あぁ、これが尼御台様の筆跡(おて)……」と別にうっとりもしないのでしょうけど。
この「みんなが読みやすい平仮名で文書を書く」というところは肩を揉んでいた泰時に受け継がれ、やがて無学な武士でも読みやすい御成敗式目が生まれた伏線につながるものと考えられます。
餅をペタペタ、時政と義時をつなぎたいトキューサすっかり蚊帳の外にされた上、義時に「引き際を考えていただきたい」「父親だから言っている」「これから先は分からない(=粛清も視野に検討する)」と引導を渡され、不貞腐れる時政。
餅を持って来た北条時房(演:瀬戸康史)に「褥(しとね)を持ってきてくれ。もう使うこともないだろうから」といじけてしまいます。