「鎌倉殿の13人」北条ファミリー最後の団らん…第37回放送「オンベレブンビンバ」振り返り (6/10ページ)
魚の小骨が嫌いなのは亡き父・源頼朝(演:大泉洋)ゆずりなのでしょうが、今の鎌倉殿だったら、そもそも小骨を除いた状態で提供されそうなものです。
(政子が「小骨くらい、自分でとりなさい!」と教育しているのかも知れません。彼女ならしそうですね)
「暗くならない内に帰って来なさいね」
以前に夜遊びが大騒ぎとなったこともあって、乳母の実衣(演:宮澤エマ。阿波局)が釘を刺し、嫡男の阿野時元(演:森優作)が同行。乳兄弟として、実朝に思うところがあるようです。
さて和田邸では始まりました義盛のホラ話し。かつて挙兵した頼朝公に加勢すべく、2万騎の軍勢で駆けつけたが、頼朝公は遅参を叱責……ってそれ、上総介広常(演:佐藤浩市)じゃありませんか。
たちまち巴御前(演:秋元才加)や八田知家(演:市原隼人)にツッコミを入れられ、挙句お尻を叩かれてしまいます。
そんないつもの通りドタバタと楽しいひとときの帰り際、義盛が実朝に「お願いが」と申し出ました。
「まさか、このタイミングで上総国司の要望(※『吾妻鏡』では承元3・1209年5月12日)か?早すぎでは?」と思ったら、何と「親しみを込めて、武衛(ブエイ)と呼んでいいですか」とのこと。
武衛とは兵衛佐(ひょうゑのすけ)の唐名、要するに佐殿≒頼朝の敬称でした。