「どうする家康」殿さんが盗人の真似を…どうした家康!?第7回放送「わしの家」振り返り (1/7ページ)

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「どうする家康」殿さんが盗人の真似を…どうした家康!?第7回放送「わしの家」振り返り

三河国を、一つに家に……そんな願いを込めて改名した松平家康(演:松本潤)。

家康「わしは、この三河を一つの家だと考えておるんじゃ」

石川数正「妻や子だけでなく、家臣や民も、皆、親であり子であり兄弟であると、殿はそうお考えだそうじゃ。この三河という家をやすらかなものにしたい。その意味を込めての「家康」」

しかし実際のところ、三河は一つの家どころかろくに平定すらされておらず、織田信長(演:岡田准一)に土足で踏み込まれる始末。

早く我が家を我がものとせねば……焦る家康は軍資金を調達するべく一向宗の本證寺から粮米を徴発。これが後に家康の三大危機「三河一向一揆」を惹き起こすのでした。

「家族」であるはずの民が飢え苦しむのも顧みず、十分な話し合いすらせず年貢米を巻き上げたのは何ゆえか(イメージ)

さて、NHK大河ドラマ「どうする家康」第7回放送は「わしの家」……いやいや、まだあんたの家になってないだろ&仮にあんたの家だとして、我が子(領民)から日々の糧を不法に略奪するのはどうなんだと突っ込んだ視聴者は、筆者だけではないはずです。

今週も気になるエピソードや人物を深掘りして、大河ドラマを振り返っていきましょう。

元康、家康に改名

信長に改名しろと言われたから、言われるままに改名するとは情けない……でもまぁ「そうでないと裏づける史料がない以上、そうであった可能性も否定できない」ため仕方ありません。

江戸幕府の公式記録『徳川実紀(東照宮御實紀)』によると、元康が家康と改名したのは永禄5年(1562年)。厳密な時期は不明ながら、8月21日の文書には家康と署名されています。

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