「どうする家康」おんな城主お市の最期。茶々に受け継がれる天下取りの野望。第30回放送「新たなる覇者」振り返り (5/16ページ)
信長の三男。こちらはかねて数々の武勲を重ね、丹羽長秀(演:福澤朗)と共に四国征伐を託されるほど信頼を得ていました(※本能寺の変で実現せず)。
合わせて父の仇討ちにも参戦しており、主導権こそ秀吉に譲ったものの、有事に即応出来たと言えるでしょう。
しかし信孝は側室の子であり、幼児や愚鈍であっても織田家嫡流を差し置いて家督を継承するのは難しい状態でした。劇中では若く英明そうな青年でしたが、残念ながら柴田勝家(演:吉原光夫)とほぼ同時期に落命するため、次回以降の出番はまずなさそうです。
……以上の三者をざっくりまとめるとこんな感じ。
三法師→幼い以外は申し分なし 織田信雄→血筋はいいけど中身が微妙 織田信孝→能力はあるけど血筋が微妙とりあえずこの中から決めるのですが、選考委員(出席家老)は4名。それぞれの意向は概ねこんな具合(すごく意訳)でした。
羽柴秀吉→三法師を信雄が後見すべき 池田恒興→じゃあ、それがしもそれで 丹羽長秀→では、柴田殿のお考えは? 柴田勝家→三法師を信孝が後見すべしとまぁ、信雄派と信孝派でほぼ二分された印象です。