「どうする家康」猿に続いて、白兎まで女狐の毒牙に!?第38回放送「唐入り」振り返り (10/11ページ)

Japaaan

ワクワクしたけどごめんなさい、どこにいました?

阿茶局(松本若菜)、相変わらず畳の上でも立膝ですが、仮にも御客人を相手に「狐」狩りとほのめかすのはいくら何でも失礼では?

朝鮮での戦闘場面、向こうの軍装を用意するのは大変でしょうが、ちょっと頑張って制作して欲しかったです。加藤清正(淵上泰史)や福島正則(深水元基)の大暴れを期待していました。

服部半蔵(山田孝之)が最後まで「残念な子」でちょっとがっかり。彼は間もなく世を去るので、最後くらい武士らしくカッコよく描いて貰えなかったのでしょうか。

家康と茶々が二人きりで嫌な感じに。この時代、大名クラスの人物が側に誰も控えていないのはちょっと違和感があります。

加えて、あれだけ亡き瀬名(有村架純)を愛していた設定なのですから、真面目に妻として迎える女性以外はキッパリとはねつけて欲しかったです。

仲(高畑淳子。大政所)の最期。周囲に寧々(和久井映見。北政所)しかいないのはどうなんでしょう。もう少し家族に囲まれているイメージですが……。

それと、秀吉に対して「たかが百姓の小倅が、身の程をわきまえなされ!」と諭していますが、そういうことを他の誰でもない妻に言われるのはダメージが大きいもの。そして最も意固地になってしまう悪手ではないでしょうか。

一応言っておきますが、家康が切腹をほのめかした時「腹を召す」という表現は日本語としていただけません(過去にも2度ほど出てきましたが)。これは相手に対して「腹を召されませ(自害して下さい、の尊敬語)」などと使います。

……などなど。今週はこのくらいにしておきましょうか。

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