登場人物を深掘り!大河ドラマ「光る君へ」1月21日放送の疑問点や重要トピックを振り返り (7/11ページ)
一条朝 四納言 藤原 斉信(ふじわらのただのぶ)
金田 哲(かなだ・さとし)
道長、公任とともに青春時代を過ごす。道長の長兄・道隆のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると、変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく。ききょう(清少納言)とも交流がある。※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
道長のいとこ。紹介どおり道長の下で活躍し、一条天皇が即位すると「(一条朝の)四納言」の一人に数えられます。何だか四天王みたいですね。
ちなみに「一条朝(いちじょうちょう)」とは、一条天皇の御代(治世)を指します。
一条とは崩御後の諡(おくりな。死後に贈られる名前)ですから、当今(とうぎん)に対して使うことはありません。つまりこの「一条朝の四納言」という表現は後世のものです。
清少納言の随筆『枕草子』にもしばしば登場、華やかな振る舞いが言及されており、これからの活躍が期待されます。