我々が現実にある最大の脅威に対応できない10の理由 (11/15ページ)
以前のもののほうがより効果的だし、簡単だったという幻想に陥り、間違った道に進むことが多い。ちゃんと見えていないだけなのだ。
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photo by Pixabay・9. たいていの人は周囲に溶け込みたい
社会に受け入れられたいという私たちの欲望が、生存本能を踏みにじり、脅威への正常な反応をダメにしてしまうことが多々ある。
社会心理学者のソロモン・アッシュ氏は、いくつかの研究を行い、不穏なものを発見した。人は正しい道を行くより、社会に溶け込んで浮かない道を選ぶのだという。
適合性実験に参加した被験者の75%近くが、視力検査で間違っているとわかっているのにそれを進んで答えていた。
それは、目立ちたくないからという理由だけだった。ほぼ40%がこの状況に当てはまり、あくまでも抵抗したのは24%だけだったという。
緊急時でも、人は自分がなにかをする前に、社会的な確認を求める傾向があるという。
アマンダ・リプリー氏は、こうした不具合について「死に直面した大多数の人たちは、驚くような行動をとる。ほとんどが信じられないくらい従順になり、たいていは集団になって、悪夢の中を夢遊病のようにゆっくりと移動する」と書いている。
つまりパニックにはなっていないということだ。
だが、これは家畜と一緒だ。