我々が現実にある最大の脅威に対応できない10の理由 (12/15ページ)
ジョン・リーチ氏は、これは「生きるつもりのない行為」だと表現している。ほとんどの人は、緊急事態に陥るとなんの反応せずに固まってしまう。
行動を起こす前に対処しなければならない貴重な時間を、どうでもいいくだらない話をしたり、情報集めに費やしてしまう。心理学者は、こうした態度を「先延ばし行為」と位置づけている。
カール・ロス氏は、正常性バイアスがいかにパンデミックへの私たちの対応を妨げているかについて説明している。
私たちは他者が自分のことを異常だとみなしているという認識に敏感だ。社会的関係性において、自分のことを人騒がせな人、過剰反応する人、愚か者と見られたがる人はほとんどいない。
もし、脅威について自分が言うことが間違っていたら、将来的に信用されくなるからだ。
社会的に恥をかかされることは、正常性バイアスを強化する。過剰に(脅威に)反応するのはみっともないということになるのだ
[画像を見る]
photo by iStock・10. 一部のエリートはパニックに陥る
一部の富裕層は、少なくとも直観レベルではこうした不具合をすべて理解しているようだ。そして個人的な利益のためにそれを利用することもある。