大河『べらぼう』煙草の罠、謎だらけの死、白湯の意味…平賀源内(安田顕)の去りいく背中を惜しみつつ考察【後編】 (4/10ページ)

Japaaan

『解体新書』(複製)。国立科学博物館の展示。wiki

彼らは、「源内はすでに刀を売り払い腰に帯びていたのは竹光だった」「酒に酔った上での凶行といわれているものの、実は源内は酒が飲めない」ことを主張します。

さらに、以前、源内は「死を呼ぶ手袋」という本を執筆中だったと、原稿を見せます。けれど現場に残っていたのは一枚だけ。ほかは全部持ち去られており、殺された大工の久五郎と逃げた丈右衛門以外にも“他に犯人がいるのではないか”と主張します。

そこに源内は獄中で亡くなったという知らせが。「本当は源内に死んで欲しかったのではないか」と睨みつける蔦重を、はぐらかして去っていく意次。

蔦重はその背中に向かって「亡八」と罵ったのでした。亡八とは、ご存知のように、「八つの人としての『徳』(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)を忘れた人間」のこと。

べらぼうのドラマで「亡八」といえば、楼閣の主人たちを指します。「四民の外」と差別されている吉原者の蔦重が、武士の意次に向かってその言葉を投げつける……蔦重の震えるような心の底からの怒りを感じました。

「死を呼ぶ手袋」で真相究明のためバディを組む“七ツ星の龍““源内軒“

蔦重から預かった書きかけの源内の1枚の遺稿「死を呼ぶ手袋」の文章を読んだ意次。そこに書いてあったのは

「近頃お江戸に流れしは、死を呼ぶ手袋の噂。そこに目を付けたのは稀代の悪党。その噂を使い、あちらこちら人殺し。だが、その鬼畜の所業に気付いたる男が居た。

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