『豊臣兄弟!』人質は万丸だけではなかった…光秀・お市・義景まで縛った第16話の残酷な構図を考察 (4/10ページ)
さすが怪優の名高い役者さんです)
実子を「人質に差し出せ」といわれ差し出す母はいない
そして、予想通り、前回の「幼い万丸と遊ぶ微笑ましい場面」の伏線が現実に。
お市を織田側に戻そうと悩む小一郎に、姉・とも(宮澤エマ)が「お市様が織田に戻るということはお子と別れるということでしょう。無理よ。男にはわからんかもしれんけど。」と言った言葉がその通り現実になってしまいました。
調略を持ちかけた宮部継潤に、「藤吉郎の子を『人質』に」が条件だといわれた豊臣兄弟ですが、二人とも子供がいないため、ともの長男・万丸に白羽の矢が立てられたのでした。
「戦のため、子を差し出せ」と言われても、実の母親が「はい、わかりました」とあっさり即答するわけもありません。「人質ではない養子じゃ」と言葉をすり替えてもそれは欺瞞。「いざというときはその子を犠牲にする」ことには変わりないでしょう。
説得する夫・弥助(上川周作)にカマを振りかぶり「万丸を捨てるくらいならあんたを捨てる!」と、とも。
「万丸を人質にすれば、浅井との戦いが終わるかも。多くの者が助かるかも」という小一郎に、「それがなんじゃ!!万丸に辛い思いをさせてまで多くの者のことなど考えられん!」と言います。
ほんと、同感。