朝ドラ【風、薫る】日本髪はなぜダメだった?“女子断髪禁止令”の時代にバーンズ先生が教えた看護の基本 (7/10ページ)
国立国会図書館デジタルコレクション
ぱっつん前髪で、三つ編みをカチューシャのように頭に巻きシニヨンも三つ編みで巻いたスタイル(NHK「風、薫る」公式「X」より)
新しい「職業婦人」のシンボルに「風、薫る」のドラマ内で、『梅丘女学校』の校長かつ『看護婦養成所』の所長、梶原敏子(伊勢志摩)が、直美のバッサリ肩で揃えたワンレンボブスタイルを見て、びっくりしていましたね。
直美は、「今までの自分」と決別するつもりで切ったのですが、はからずも、衛生的で合理的な近代職業婦人のヘアスタイルを自分で選んだのでした。
直美以外の生徒たちは皆日本髪をやめ束髪にしました。後でツインシニヨンにしたり、三つ編みでカチューシャのようにしたりと、それぞれ束髪になって、より近代的に。
日本髪は自然に俯きがちになり「古風で慎ましい女性」という感じがしますが、束髪になると顎が上がり姿勢もよく颯爽とした感じ。ナースの洋風白いエプロンもよく似合っています。
「新しい職業婦人」というイメージなので、「女に学問も職業もいらん!」な男性たちにとってはこの新しさは脅威に感じるかも……ですね。