朝ドラ『風、薫る』フユの夫・永田康介(じろう)への看護訪問は重要な伏線?日本初「看病婦」は戊辰戦争で誕生した (4/11ページ)
看病婦は低賃金で重労働。家でも家事や夫の看病を背負っているフユ。(NHK「風、薫る」公式サイトより)
知的で紳士的で面白かったフユの夫・永田康介意外だったのが、フユの自宅。忙しいのに質素ながらも整然と片付いています。
夫の永田康介は、「横柄で乱暴な亭主関白」と想像していたのですが、意外や意外。りんや直美に対しても紳士的で言葉使いも丁寧な人でした。
康介が痛む箇所を告げたときに直美は即座に「腰骨の損傷」を指摘すると、「どうやら、君たちはただの看病婦とは違うようだ」といいます。看病婦とは違う「看護婦」についての知識も持ち合わせているのかもしれません。
そして「家内に看病婦なんかやらせて、お恥ずかしい限りです」と頭を下げます。「看病婦なんか」という表現にひっかかるりんと直美。
けれども、自虐的なことをいいつつも賤しかったり荒々しい感じはしません。知的で丁寧な喋り方や書籍好きなどから察すると、怪我をする前はそれなりの職業についていたのでしょうか。
「わたしなんかのために申し訳ない」「あなたがたに看護してもよくなるわけではありません」と語り、二人が提案する掃除やヘルプを断ります。
丁寧で淡々とした口調ゆえに、逆にとりつくしまがなさそうな康介。