【豊臣兄弟!】幽閉された黒田官兵衛、息子に処刑命令…竹中半兵衛が救った命と犠牲の幼子を史実考察 (6/9ページ)

Japaaan

竹中半兵衛によって、親子共々救われた黒田官兵衛(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

松寿丸の身代わりに犠牲になった幼子

けれども、ここでものすごく気になるのは、実際、半兵衛はいったい誰の首を「松寿丸のもの」と偽って差し出したのか?ということ。

荒木村重が反旗を翻し松寿丸の命がピンチになったのは約10歳くらいの頃。

都合よく似ている10歳の男児の遺体など手に入るとは思えないので、年齢も外見も似通った、生きていた男児を連れてきて殺したのでしょうか。

だとしたら。松寿丸を助ける計画だとしても、あまりにも無慈悲で残酷な話なので「松寿丸も完兵衛も助かってよかったね!」と喜べません。

実は、半兵衛に松寿丸を匿うように依頼された不破矢足の屋敷では、松寿丸の遊び相手として幸徳という舞を得意とする小坊主をお供に付けていたそう。

その松寿丸の身代わりに斬首されたのが幼い幸徳でした。

子を、身代わりに差し出した幸徳の家は黒田家より年々銀子の扶持を受けていたそうですが……一生悔いが残ったのではないでしょうか。

松寿丸の斬首命令を悔い生きていたと聞いて安堵した信長。

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