『豊臣兄弟!』本能寺の変は「怨恨」だけではない!光秀を謀反へ走らせた家康共謀説・四国説・武田内通説 (11/13ページ)
また家康も信長に害される危険があることを察知します。織田家での行く末に不安を感じる光秀は、家康と事前に示し合わせ、それぞれが信長暗殺を計画するのです。
徳川家康。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
ただ、家康はお市の方に説得され、信長暗殺を思いとどまりました。しかし光秀は上洛した家康を襲うとみせかけ、軍勢を率いて京都へ向かいます。つまり家康暗殺という信長の命令に従う振りをして、本能寺にいる信長を襲ったのです。
光秀配下の本城惣右衛門は『本城惣右衛門覚書』に「家康様がご上洛されているので、我らは家康様を討つものとばかり思っていました」と記しています。いつの世も同じですが、下の立場の者たちの間で広がる噂は、ときに真実味があると思われるのです。