筋肉キャラは本当は速い! 筋肉専門家が語る筋肉と『ヘラクレス』 (6/10ページ)
引地:体を酷使していると思いますし、練習もすごいんでしょうね。だからできるんだと思います。私はプロレスが好きで、まさにプロレスの試合を見に行ってから、自分もインストラクターとして教える側なので、体型を気にしなきゃいけないなと思いました。それがきっかけでトレーニングを少しずつするようになったんです。
新日本プロレスに「G1 クライマックス」っていう大きな大会があるんですけど、たまたま見に行った時に、鈴木みのる選手がすぐ横を通ったんですね。リング上の印象では、あんまり体が大きくない、どちらかというとレスラーの中では小さい方だなって言う認識だったんですけど、目の前を横切って行った鈴木みのる選手が信じられないくらいぶ厚かったんですよ。くそでかいなっておもいました。「脱いだらすごい」ではなくて、脱がなくても分かる力強さ、「絶対強い!」っていうのがにじみ出てたんですよね。それがすごい私の中で新鮮で。
男として生まれ落ちたからにはこうありたいなと思ったんで、筋肉をつけるトレーニングを始めたんです。それもあって、体を絞っていくという風にはなかなかいけないというか。脂肪もあって、筋肉もあって、体もデカくてっていうプロレスラーへの憧れを、ただの憧れで終わらせるのではなくて、そこに近づいて行くためにたくさん食べて、筋トレも出来るかぎりたくさんの頻度を確保してやっていくというのが、自分のこだわりではありますね。
――筋肉量がある=相対的に握力や腕力があるということで良いんですか?
荒川:そうですね。あと、筋肉があると速く動けます。
引地:そのとおりです! そこはぜひお話ししたかったんですけど、昨今のゲームとかアニメとかで、筋肉キャラって少しかませ犬的な立ち位置に収まってしまう風潮があると思うんですね。