湯浅監督が全話解説! 『ピンポン』無料配信特設サイトがすごい (7/13ページ)

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たとえば、ウニョンさんの携帯もモニタがバキバキに割れている(笑)。ほかの人からみると「何それ?」みたいな状態なんですけれど。ペコもきっと気にしないだろうなと思ってそうしました。

――アクマが片瀬高校に乗り込む時に、片山さんの鼓が入ります。

湯浅 原作に、乗り込んできたアクマを小泉が新撰組の隊士にたとえるセリフがあるんですけれど、やや唐突かなぁと思っていたんです。それでどうしようかなと考えていたんですが、片山さんの鼓を使いたいと思っていたので、ここにハメればいけるかなって思ったんです。乗り込む前に鼓を使ってちょっと特別なシーンを作っておけば、そこが上がりすぎていることで、そのあとの会話の違和感が無くなるだろうと計算しました。

第5話どこで間違えた?




第6話おまえ誰より卓球好きじゃんよ!!

――チャイナにカラオケをさせたのはどういう理由だったんですか。

湯浅 辻堂のみんなと仲良くなっていくというシーンを作りたかったんです。本当はカラオケにいくまでの、積み重ねも描きたかったんですが、時間の都合で全部カットしてしまって。かろうじて一緒にワンタンを作ってるシーンが残っているんです。それでこのあたりの絵コンテを描いているうちに、クリスマスを舞台にすればいいんじゃないかと思い付いたんです。でチャイナに2コーラス目まで歌わせて、その時にキャラクターを全員スケッチすればうまくまとまるだろうって。やっぱりクリスマスって、『ピンポン』の卓球ばっかりやっているキャラクターたちからすると対極にあることなんで、そこで対比をつくるのがいいんだろうなって。

――点描されるキャラクターの中に、大田が入っているのがいいですよね。

湯浅 大田も、若い頃はそんな興味なかったキャラクターなんですけれど、改めて見ると『プレイボール』の田所と似たポジションなんですよね。田所は弱小野球部のキャプテンなんだけれど、ほどほどに楽しんでやりたいと考えてた田所と、入部してきやり手の主人公と意見が合わなかったりするんです。「俺たちあそこまでやれないよな、うちの手伝いもあるし」って、そういうところに共通したリアリティがあるなって思ったんです。

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