新世紀の音楽たちへ 第4回「同人音楽の中の民族音楽」 (9/9ページ)

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こうした「雰囲気」を調整すること、魅力的な「雰囲気」を纏うことが同人音楽における民族音楽の一つの大きな魅力になっている。なんの根拠があるわけでもないけれど、こうした世界観をもった作品と民族音楽の相性はすごくいいのではないだろうか。民族音楽には、僕らの知らない世界に生きる人々や生命を感じさせる力があって、普段聞き慣れているヒットチャートにあがる音楽では表現できない雰囲気を持たせる力があるのだ。

こうした同人音楽における世界観と民族音楽との融合には「ワールドミュージック」や「諸民族の音楽」とは異るルーツをもっているようだ。そこで、同人音楽に強い影響を与えたもうひとつの民族音楽の源流を探りあてに行かなければならない。

それが、世界と音楽を直接結びつけているアニメーション・ゲーム音楽だ。アニメやゲームの音楽が、現在の同人音楽にどんな影響を与えているのだろう。いまの同人音楽から逆にアニメやゲームの音楽の魅力を語ることもできるだろう。

そういうわけで次回はこのルーツを掘り起こしていこう。同人音楽と民族音楽の関係は次回へと続く!



新世紀の音楽たちへ/安倉儀たたた の連載記事
新世紀の音楽たちへ 第0回──同人音楽とその環境、即売会について
新世紀の音楽たちへ 第1回──なぜ、いま同人音楽なんだろう?
新世紀の音楽たちへ 第2回──DTMと電子音楽が同人にもたらしたもの
新世紀の音楽たちへ 第3回──アレンジの現在、群体としての同人音楽
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