想像の余地を残すドット絵表現の可能性 たかくらかずき×m7kenji対談 (14/15ページ)

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最古のドッターは、江戸時代まで遡って日本画家の伊藤若冲なんじゃないかって思ってるんですよ。ドット絵は、パースがわかんなくても描ける。



──日本画的な考え方が影響してるんですかね。

たかくら 西洋のドットは斜めにしなきゃいけなかったり、ゲームの『DOOM』とか頑張ってドットでパースをつけたりしてるけど、めっちゃ粗くなってるじゃないですか? それも変態っぽくてかっこいいんですが、奥行きの概念をショートカットした方が、ドット絵はかっこよくなるのかな。

ドットの未来!
──最後に、それぞれ今後やってみたいことはありますか?

たかくら 僕は着物をつくっている高木薫さんと、ドット着物をつくっているところです。ドット絵的な表現技法って、実は着物や織物に昔から使われていて、昔の着物を見ると完全にドット絵で描かれたお城の柄とかがあるんです。『謎の村雨城』かよ、みたいな(笑)。

ドット絵って実はデジタル特有の新しいものではなくて、デジタルになってもなお残された、過去の工芸や文化の破片みたいなものだと思ってるんです。だから現代のものと過去のものをもう一度繋げたい。ドット絵の漫画や、絵文字で宗教画を描いたりもしたいですね。



m7kenji 僕は「PixelTweet」を出す前に開発を休止してしまったゲームがあるのでそれを完成させたいです。星をキャッチするだけの簡単なゲームなのですが、一応ストーリーがありまして、西新宿の中央公園みたいな所に妖精の親子が住んでいて、主人公の子供があまり元気がないお母さんのために毎晩、星を集めるという。

たかくら 泣ける話……。

m7kenji お父さんも出てくるけど、主人公はお父さんが大嫌いなんです。

たかくら けっこうドープな話だった(笑)。

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