想像の余地を残すドット絵表現の可能性 たかくらかずき×m7kenji対談 (12/15ページ)
あと映画とかだとテリー・ギリアム映画の世界観にすごく影響をうけてます。
「ロックマン」はモノとかマテリアルが全部キャラになってて、日本っぽい八百万感がハンパなくて好きです。そもそも僕が作品制作を始めた根本が「モノに命を吹き込む」みたいなことだったから。
m7kenji ゲームボーイだけはずっとリアルタイムで触ってて、『ゼルダの伝説』とか初代の『聖剣伝説』が好きでした。あと、「たまごっち」とか「デジモン」も好きでしたね。
たかくら あ、「ポケモン」!
m7kenji 「ポケモン」も、いっぱいやった。
たかくら 携帯機は目が悪くなるっていう理由で、むしろ買ってもらえなかったけどね。
m7kenji うちは小学生の時、ファミコン本体はあったんだけどソフトがなくて。それで箱に入ったまま埃かぶってて、「お母さんいつファミコンできるようになるの?」って言ってたんだけど、ある日突然なくなってて「どこやったの?」って聞いたら「中古屋に売ったよ!」って。
たかくら なんで(怒)!
m7kenji だから、結局買ってきたソフトの『ジョイメカファイト』ができなかったんですよ(笑)。そのあと、プレステ全盛期の頃に弟がスーファミひろってきて、そのとき「FF6」をやって、ドット絵で小さいキャラが驚いたり笑ったりして感情を表現しているのに感動しました。
あとは、先ほども話した先人に学ぶという意味では、ゲームボーイの『PocketCamera』の使い心地を参考にしてます。
たかくら 「PixelTweet」を触ってて、まさに『PocketCamera』を思い出した。遊びの多さ、ユーモアがある。
m7kenji スマホが登場して、ゲームの技術表現力がめっちゃ上がったのに、スペック的にも劣ってて、4色しか出せないゲームボーイの方が触ってて楽しい。
たかくら 玩具として、クオリティが高いよね。