【革命】女神転生スタッフが新たな伝説ゲーム「十三月のふたり姫」を開発 / 開発者インタビュー・メガテン開発秘話 (4/32ページ)

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そのあと魔法の名前とか、出現する悪魔とか、種族とか、ぜんぶ僕が決めました。

女神転生1は、私はストーリーに全然かかわってないです。ダンジョンの設計も全部やってないですね。女神転生2の開発時、小説家の西谷史先生に「好きにしていいよ」と言われたので、ストーリーや設定など、全部オリジナルで作ることになって、私のオリジナル要素をたくさん盛り込むことができました。

記者: その流れで「真・女神転生」も作られたわけですね。

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・「コンゴトモヨロシク」も鈴木さん発案
鈴木:「真・女神転生」はアトラスから発売されましたが、いろいろと奇跡的な背景がありました。ナムコの営業さんは自分のところで続編を出したいという話だったんですよ。ところが、実はファミコンのメガテンって最初あんま売れなかったんです。30万本ぐらいですね。

ナムコさんのゲームは百万本売れてもおかしくないレベルの人気作ばかり。ナムコさんの社内プログラマーが自分たちで作って3か月で作れるゲームが百万本売れるんです。ところが、アトラスに作らせたゲームが八か月かかって30万本しか売れない。そうなると、ナムコさんのプログラマーから「そんなゲームはナムコはいらない!」という声が上がるわけです。ナムコさんはプログラマーの発言力が強いので、「じゃあアトラスで売っていいですか?」という流れで、まんまとせしめたんです(笑)。

記者: ナムコさんは「いいよいいよ出しなよ」という流れだったんですね。

鈴木:「じゃあやっていいですよ」って。もの凄くラッキーでした。

記者: いまでは老若男女に愛されている女神転生シリーズのゲームですが、鈴木さんはメガテンの世界観を基礎から全部作られたんですよね。

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