【革命】女神転生スタッフが新たな伝説ゲーム「十三月のふたり姫」を開発 / 開発者インタビュー・メガテン開発秘話 (9/32ページ)
そこで小林さんが尽力されて、私をシナリオに引っ込んでくれた、というのがまた、メガテンのフィールドに立つきっかけになった。
記者: きっかけは小林さん。
鈴木: そうですそうです。
小林: 実はあの、さっき鈴木さんが小林は女神転生のプロデューサーと言っていましたが、ちょっと違う。ケイブのオンラインサービス部があって、ケイブがやってるMMORPGとかオンラインゲーム全体をみる部署であったわけですね。私はそこのプロデューサーですね。
鈴木: あれメガテンだけじゃないの!?
小林: え……いや、ちっちゃいのはいろいろあったわけですよ、みんな知らないだけで。僕はそこの開発統括になったわけですね。開発統括で入って、まあ一番大きいタイトルがメガテンだったので、女神転生のプロデューサーでもいたんですけど。
あと、「真・女神転生IMAGINE」は、本来の女神転生ではないっていう鬼の子扱いでした。アトラスのほうで出してる「女神転生」ナンバリングとか、スピンアウトとかとは別という位置づけ。だったら、元祖の鈴木さんがシナリオを書い鬼っ子とは呼ばれないだろうと。そう考えて、じゃあ直接頼んじゃおうっていうことになったの。ここからちょっとオフレコの話にはなるんですが(中略)のが本当。
鈴木: 当時売れ行き的には、イマジンが一番売れてたんだよね。
記者: 断る理由ないですからね、儲かるのであれば。ということは、その「真・女神転生IMAGINE」を作るにあたって、アトラスからダイレクトに鈴木さんにはお願いせず、インデックスを介してお願いする流れができたわけですか。
小林: そうですね。