【小説】時間の奴隷/恋愛部長 (7/11ページ)
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恋愛部長の「ダメな恋ほど愛おしい」
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失恋
「ごめ・・・・・・、話って何・・・・・・?」一真は目を閉じたまま聞く。
ずるい、と舞は唇をかんだ。
そんな風に、「疲れた」って全身でアピールされたら、何も言えない。言い出せない。
「・・・・・・ううん、いいよ。またにする。一真疲れてるし」「なんだよ、無理やり時間つくって来たんだから、言えよ」「たいしたことないんだ・・・・・・ごめん。わざわざ来てもらって。ごめんね! また今度にするね」
あわてて舞が言うと、一真は、大げさなため息をもらす。
「・・・・・・んだよ、それ。俺いま一瞬でも時間あったら寝たいのに。どうでもいいことなら、わざわざ呼び出すなよな」
本気でイラだっているような声だった。その声に、心の中をざくっと削られたような気がした。
「一真・・・・・・」
一真は、返事もせずに、両腕を顔の前で交差させてじっとしている。
もしかしたら、本気で寝入ってしまったのかも知れなかった。舞は、その場に座り込んで、自分の膝の上を見つめた。
ぱたり、と涙がこぼれた。
その涙につられるように、不意に気持ちがこみあげてきて、舞は口を開いた。
「ごめん、・・・・・・私、もう一真の気持ちがわからない」
言ってはいけない、と心のどこかで警告ランプが光っていた。でももう止められなかった。
「一真は、もう私のこと好きじゃないんでしょ?」
一真は、静かに腕を下して、目を開けた。
「舞・・・・・・?」
険しく眉根を寄せている。
「何言ってるんだよ、いきなり・・・・・・」「いきなりじゃないよ。ずっと思ってたよ。」「ずっと? ・・・・・・なんて?」
「一真はもう、私のことなんてどうでもいいんだって。もう私に会いたくないんだって」
激昂して、余計な言葉がスラスラ出てくる。
「何言ってんだよ。そんなわけないだろ。忙しいからだって、言っただろ。舞だってわかってくれてたんじゃないのかよ」
一真の声は、少し震えてるような気がした。
「私だってわかってたよ。