現代なら炎上必至!日本各地のお国柄をまとめた「六十六州人国記」が毒舌すぎる【東北&関東甲信越編】 (6/11ページ)
お隣の県(国)だからか、とかく信州と比べられ、「ヘタレ」「流されやすい」など、引き立て役にされています。
どっちかと言えば、関東平野でつながっている東の下野国(栃木県)や南の武蔵国(埼玉県&東京都)の方が比較対象になりそうですが……。
栃木県(下野国)下野の人たちは清濁併せ吞んでいるつもりで濁に呑まれてしまったのか、傍若無人な性格をしている。普段から辻斬りや強盗をはたらいてもそれを恥じることもなく、強欲で冷たく、過ちを認めず、直そうとしない。
しかし勇敢さにかけては、上方の五ヶ国、七ヶ国を合わせたよりも優れている。
恥を知らず、道理を知らないために不法行為が多く、特に芳賀、寒川、塩屋、那須、真壁の連中はひどすぎる。
勇敢さを除いて、頑固で強欲、恥知らずと散々な酷評。清濁云々と言っているのなら、せめて清い部分についても言及があって欲しいものです。
茨城県(常陸国)盗賊が多くて夜討ち押込み(強盗)辻斬りを好み、罪を咎められてもそれを恥とも思わない。どんだけ図太い神経で生まれてきたのだろうか。
武士もだいたいそんな感じで、道理を知っていても自制が出来ないため、我欲を押し通すための方便に使うばかりである。