現代なら炎上必至!日本各地のお国柄をまとめた「六十六州人国記」が毒舌すぎる【東北&関東甲信越編】 (9/11ページ)
神奈川県(相模国)
この国の人々は伊豆国(現:静岡県伊豆半島)と似ているけれど、とかく節操のないことで有名である。
羽振りのいい人に媚びへつらったかと思えば、永年の親交を結んだ人であっても、時を得ずに蟄居でも命じられようものなら、たちまち疎遠になってしまう。
権力者の顔色をうかがって、その嫌う者にはあることないこと誹謗中傷する一方で、権力者のお気に入りであれば全力でヨイショする。
いつも派手好きでグルメ志向、酒と女に溺れること十中八九、悪知恵ばかりが働いて、道義を知っていながらあえてこれを冒涜する、実にろくでもない連中である。
うーむ……ここまで書かれてしまうと、神奈川県民としては、ボロッカスな内容に怒るよりも、いったい作者が相模国でどんな扱いを受けた(何の怨みを抱いた)のか、むしろそっちの方が気になりますね。
山梨県(甲斐国)この国の人々は気性が荒く頑固で、傍若無人に振る舞いが多い。そのため、為政者は庶民を苦しめ、庶民は為政者をバカにして、それに逆ギレした為政者は重箱の隅をつつくように弾圧を強化……この為政者にして、この庶民ありである。
しかし剛勇で死を恐れず、戦において親が討たれれば子はその屍を乗り越えて死ぬまで戦い、子が討たれれば親もまた同様に戦う。
威厳と公正さを備えた人物が統治すれば、もしかしたら連中の野蛮さも改まるかも知れない。