「鎌倉殿の13人」繰り返される挑発に爆発寸前!北条義時・和田義盛の開戦前夜…第40回放送「罠と罠」予習【下】 (9/10ページ)

Japaaan

恥ずかしいことなので慌ててかぶり直しましたが、公氏にはこれが「首が落ちるようだ。戦えば必ず滅びるであろう」と予感したとか。

「(気を取り直して)……いやぁ、俺も右大将家(頼朝公)の時代から、随分と忠義に励んだものさ。しかし右大将家が亡くなって20年もしてないのに、今じゃこんな有り様だ……まぁ、いくら喚いたって、鶴の声が天上の鷁(げき。伝承の鳥)には届かないよ。謀叛の心配なんかしなくていい。だってそんな気力もないのだから……そう鎌倉殿へお伝えしてくれ」

そう答えた義盛でしたが、傍らに控える古郡左衛門尉保忠(ふるごおり さゑもんのじょうやすただ)や義盛の三男・朝夷奈義秀(演:栄信)らは眼をギラギラさせています。もちろん、武備も万全でしょう。

「そうか……」

報告を受けた義時は御家人たちに和田謀叛の動きを周知。一方、実朝はどうしても不安なので、夜に再度使者を派遣。今度は刑部丞忠季(ぎょうぶのじょう ただすえ)です。

「どうか自暴自棄にならず、鎌倉殿を信じて欲しい」

しかし義盛の態度(もちろん内心も)は変わりません。

「だから謀叛なんて起こしやしませんよ。鎌倉殿に何の怨みがある訳じゃねぇんだから……でもまぁ、小四郎があんまり理不尽なモンだから、若い連中が『お邪魔』するかも知れねぇ。そこまではさすがに俺も止めようがねぇなぁ」

もはや交渉の余地なく、刻一刻と開戦の時が近づいていきます。

終わりに

「小四郎め、もはや我慢の限界じゃ!」血気に逸る和田一族(イメージ)

以上、『吾妻鏡』より泉親衡の乱から和田合戦の前夜(2月15日~4月27日)までたどってきました。

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