大河「べらぼう」編集者の正論が心を削る…蔦重の殺し文句に惹かれた春町、鱗の旦那が託した“夢”を考察【後編】 (11/11ページ)
鶴屋のいうように、「めんどくさくなくて軽く読めてクスッと笑える売れる本」もいいのでしょう。
けれども、買ったことがうれしくて自分の名前を書いてしまうほど好きな本、何度も何度も読み返すほど好きな本、苦しいときに心の支えになってくれる本、じっくり読んで「ああ、この人の絵は好きだなあ」と思わず笑みを浮かべてしまようような本。
作り手が自分の“夢”を込め、読み手が読みながら自分の“夢”を見る……そんな、「本」という蔦重と並んでこのドラマの主人公である「本」が紡ぎ出すストーリーに酔わされます。
今後、蔦重や相棒となった歌麿たちがどのような本を生み出してくれるのか展開が楽しみです。
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