大河『べらぼう』殻をぶち破った恋川春町、史実では幕府をも皮肉りついに出頭命令…そして悲しき最期【後編】 (6/11ページ)

Japaaan

政演は春町の本を読み、その才能を認め、さっさと水に流して仲良くなりたい!いつか一緒に仕事をしてみたい!と思い、「無かったこと」にしたかったようにも思えます。生真面目でシャイな春町の顔を立てたのかもしれないですね。

NHK大河「べらぼう」公式サイト。左は、北尾政演(古川雄大)と、右は北尾重政(橋本 淳)

“屁” で盛り上がった中で独りぼっちになるも、“屁” で蘇る

そして今回は、一人褌姿になり次郎兵衞兄さんの三味線の伴奏で、“放屁芸”を見せる春町。どうしても屁がでないと口で「ぷ!」と言い、忘年会場は大いに盛り上がりました。

後世にその名や作品を残す、一流のクリエーターの男性たちが、まるで小学生男子のように“屁”で大笑いして盛り上がって踊る姿。

以前は、皆が“屁” で盛り上がる中、孤独を感じて心を閉ざすも、今度は満座の中、自らの“屁” でお笑いをとり皆の中心人物になる……一皮も二皮もむけた恋川春町こと、天才・酒上不埒(さけのうえのふらち)が爆誕した瞬間でした。

お気づきの人もいると思いますが、耕書堂の中で皆が立ち上がり“ぷ!ぷ!ぷ!”で踊っている時、最初は次郎兵衛兄さんの三味線でしたが、突然、ジョン・グラムによる、あの瀬川の花嫁道中「おさらばえ」の涙の感動シーンでかかっていた壮大な曲に変わっていました。

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