大河『べらぼう』殻をぶち破った恋川春町、史実では幕府をも皮肉りついに出頭命令…そして悲しき最期【後編】 (8/11ページ)
喜多川歌麿の師ともいわれる鳥山石燕(とりやませきえん/片岡鶴太郎)に師事。北斎の師であった勝川春章(かつかわしゅんしょう/前野朋哉)にも影響を受けたそうで、春町の号は、春章を意識したという説もあります。
ユニークな作品としては、1779年(安永8年)刊行の『妖怪仕内評判記』(ばけものしうちひょうばんき)、があります。妖怪のような化け物がたくさん登場してくるのですが、インターネットのない江戸時代、これだけの発想力や想像力の持ち主であることには驚かされます。
恋川春町『妖怪仕内評判記』 国立国会図書館,デジタルコレクションhttps://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100394781/
恋川春町『妖怪仕内評判記』 国立国会図書館,デジタルコレクションhttps://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100394781/
その後、1783年(天明3年)ごろに蔦重との交流が始まり、「酒上不埒(さけのうえふらち)」という狂歌師としても活動。