大河『べらぼう』殻をぶち破った恋川春町、史実では幕府をも皮肉りついに出頭命令…そして悲しき最期【後編】 (7/11ページ)
蔦重の目に浮かぶ涙とともに、“屁”なのに、胸のふるえる感動的な場面になっているのが「大河ってすごい」と感じたものでした。“屁”の連発シーンなのに。
平賀源内の「耕書堂」に対する言葉が蘇えるシーンもあり、なかなかに情緒がゆさぶられる回でした。
松平定信の「寛政の改革」を皮肉たっぷりにおちょくるさて、史実では、ドラマでも描かれていたように、恋町の名を一気に世に知らしめたのは絵も文も担当した1775年(安永4年)『金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)』。鱗形屋から出版されて、一大ブームを引き起こしました。
以来、次々と自画による黄表紙を発表。生涯において約30冊ほどの本を出したそうです。