日本最古の悲恋!十市皇女と高市皇子の純愛をさまざまな角度から考察〜幼馴染みから政治の犠牲に【後編】 (11/11ページ)
しかしどうでしょう。真っ白な空間の中で永遠の眠りにつく高市皇子の姿を想像してみてください。この純白な空間こそ、高市の人柄に相応しい奥津城と思いませんか。
インバウンドを始め多くの観光客で賑わう奈良県ですが、十市皇女が眠る比賣神社も、高市皇子が眠るマルコ山古墳も、訪れる観光客はほとんどいません。
それだけに、そこに佇めば心静かに純愛を貫いた2人の皇女・皇子に思いを馳せることができます。
奈良県に出向いた時は、ぜひ2人の面影を偲びつつ、高畑と少し距離はありますが飛鳥に出向いて2人の奥津城に手を合わせていただければと願います。
※参考文献
板野博行著 『眠れないほどおもしろい 万葉集』王様文庫 2020年1月
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan