『べらぼう』は終わらない!総集編の放送前に心に残った感動の名場面を振り返る【吉原・遊女編】 (3/10ページ)

Japaaan

朝顔ねえさんに本の読み聞かせをする蔦重。NHK大河「べらぼう」公式サイトより

結核を患っているのか病の床にふしている朝顔に、貸本屋を営む蔦重は“本の読み聞かせ”をしていました。平賀源内(安田顕)のベストセラーで荒唐無稽な話『根南志具佐(ねなしぐさ)』です。物語に耳を傾けつつ、楽しそうに笑う朝顔。

最下級の女郎生活でも、“本”を読んでいる(聞いている)間は楽しい気持ちになれる……最終回で、てい(橋本愛)が蔦重に言った言葉を思い出します。

「旦那様が築いて分け与えた富(本)は、腹を満たすことはできないけれど、心を満たすことができる。心が満たされれば人は優しくなりましょう。目の前が明るくなりましょう。」

病に侵された朝顔も、蔦重が読む物語を聞いている間は、辛い河岸女郎の日々や空腹を忘れて、いっとき心が満たされたかもしれません。

人が生きていく上で“エンターテイメント”は欠かせないものだと知っていた女性でした。幼い蔦重や花の井に「本を読む楽しさや大切さ」を体験させてくれた人です。

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