【海外メディアによる日本の問題】施設で暮らす日本の子どもたちの現状について考える (3/8ページ)

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7:30辺りで出てくるケンジさんは、街工場で働くことになり、上司に「駅から出てすぐの建物だから」と言われても、どの建物も同じに見えてしまい、電話の掛け方も分からず、交番がどこにあるかも分からないので目的地の場所に行けず、気付いたらクビになっていたと語っています。

日本は養護施設に偏重、里親制度の浸透ままならず

出典: 厚生労働省 社会的養護の課題と将来像の実現に向けて(平成27年3月版)

アルジャジーラの特集では、日本全国で児童養護施設が600以上あり、虐待や育児放棄された子どもたちの数は3万人以上。そのうちの85%は児童養護施設に入ると伝えています(1:00辺り)。
施設に入らない子どもたちは養子縁組や里親制度を利用して縁があった家庭で育てられます。

厚生労働省の発表する『社会的養護の課題と将来像の実現に向けて(平成27年3月版)』という資料の中にある、『諸外国における里親等委託率の状況』=表=を見てみます。2010年前後の各国の要保護児童(保護者のない児童や保護者に監護させることが不適当であると認められる児童のこと)に占める里親委託児童の割合は、オーストラリアが93.5%とトップ。続いて香港(79.8%)、アメリカ(77.0%)となっています。

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