「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは? (1/8ページ)

学生の窓口

「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは?

恋人同士でも、屋外では人目が気になってあまりイチャイチャしにくいですよね。

では、他人とどのくらい離れていれば、周りの目を気にせずに恋人とイチャイチャできますか?

実は、東京都市大学の小林茂雄教授が「カップルが他者とどのくらい離れていれば密着しやすいのか」を調べて論文にしています。今回は、この研究をご紹介します。

4日間で704名のカップルを観察

小林先生の論文は「傾斜面に着座するカップルに求められる他者との距離」というもので、2007年に発表されました。

この研究では、横浜港の「大さん橋国際客船ターミナル」の屋上にいるカップルを対象に、他者との距離が滞在時間や密着度合いにどのような影響を与えるのかを調査。

まず、カップルを装った3組の学生が、一般の人のプライバシーを侵害しないように注意しながら移動を繰り返し、4日間で延べ704名の様子を観察しました。

その結果、カップルが座る場所を選択する際は、最低2メートルの距離を取り、自分たちの前方や後方に人がいるのを嫌う傾向にあるとわかりました。

また、カップルの滞在時間は、夕方の時間帯は前方に人がいないとき、夜間は後方に人がいないときに長くなると判明したのです。

さらに、夕方と夜間では、夕方のほうが対人距離を長くとる傾向があるとのこと。この理由について「日の出ている時間帯に密着するのが恥ずかしいと感じるのでは」「他の人から見られていると意識するのでは」と推測しています。

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