「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは? (8/8ページ)

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小林先生 私は大学から大学院に進んで、修士を出てすぐに助手になってと、ずっと大学の中で生活してきました。研究する上では恵まれていましたが、振り返ってみると一度社会に出てみたかったと思います。

例えば、建築系の企業に入って、現場がどのように動いているのか経験してみたかったですし、ずっと大学の中にいる人生では、考えや視点が偏ってしまいます。

ですから、もし研究者になるのを迷っているのであれば、一度社会に出てみるのもいいと思います。

――社会に出ていろんな経験をしておくことも、研究に役立つかもしれませんね。

小林先生どこかの企業に入っても研究することはできますし、そこから大学の研究者になれないわけではないですからね。一年でも二年でもいいから社会人を経験して、そこでさらに自分の考えてきた問題意識をはっきりさせると、知識も視点も豊かになるはずです。

――ありがとうございました。

小林先生の研究によると、個人差はあるものの、カップルの行動に影響を与える距離は「5メートル」とのことです。

特に男性よりも、女性のほうが他者との距離に影響されるようですから、もし彼女とデートに行き、公共の場で休憩するときは、他の人と5メートル以上の距離を空けるようにするといいでしょう。

また、小林研究室のHPやFacebookでは、現在取り組んでいる研究やイベントの情報などが公開されています。今回の記事を読んで先生の研究が気になった人は、ぜひチェックしてみてください。

(中田ボンベ@dcp)

小林茂雄先生プロフィール
1968年神戸市生まれ。1991年東京工業大学工学部建築学科卒業。1993年同大学院修了後助手。2011年より東京都市大学工学部建築学科教授。建築光環境と環境心理が専門。2010年日本建築学会賞(論文)受賞。

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