「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは? (3/8ページ)

学生の窓口

また、後ろに人がいると、密着するのを避ける傾向にあり、これは「後ろから見られているかもしれない」という気持ちがあるからだといいます。

【密着度が高まるほど必要な距離が伸びている】

密着度が高まるほど必要な距離が伸びている

他にも、男性よりも女性の方が周りの目を気にするといった男女差もわかりました。

女性は、夕方だと「自分側の横方向」にいる人、夜間では「恋人側の斜め前方にいる人」との距離を気にする傾向にあるとのことです。

この実験をまとめると、他人との距離は、カップルの「滞在場所」「滞在時間」「密着度」のいずれに対しても強い影響を与えており、その目安は「5メートル」とのこと。

では、なぜこうした「恋人同士の密着度合いと距離との関係」について実験をしようと思ったのでしょうか? 小林茂雄先生にお話を伺いました。

「公共の場所でカップルが密着しやすい環境」に注目

小林先生

――小林先生は、どういった経緯でこの研究を行おうと思ったのですか?

小林先生 もともと「公共の空間で行われる行動」について研究していました。

例えば公共の場で飲食をしたり、読書をしたり、楽器を弾いたりなど、開かれた場所でのアクティビティーに興味があったんですね。

閉じられた空間で面白いことが行われても、外には広がらずそこで終わってしまいます。それでは活動は伝わっていかないですよね。公共の場で面白いことが起こった方が、町が盛り上がるのです。

「「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、発掘おもし論文授業・ゼミカップル研究企画社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る