「川沿いでカップルが等間隔で座りがち現象」の謎解明。 イチャイチャに必要な距離とは? (7/8ページ)
それで女の人ではなく、男性でもいいから「知らない人に声をかけやすい場所やシチュエーションはどこか?」という実験に変更しました。
この実験では「喫煙所で火を借りると、そこから会話が進みやすいのでは?」と考え、実際にいろんな喫煙所で実験を行い、「2メートル以内に接近しやすい喫煙所は、火も借りやすい」ということがわかりましたね。
また、女性の学生から「女性目線からのアプローチを」というリクエストがあり、2018年に「女性が男性のLINE IDをゲットしやすいシチュエーション」の実験も行いました。
この実験では、授業中に教科書を見せてもらうというきっかけでIDを聞けば、「あなたのことが好きです」という言葉を発せずともスムーズに好意が伝わりIDを聞けることがわかりました。
【先生の研究室の様子】

――その研究の一つ一つが、過ごしやすいデートスポット作りに生かせそうですね。今後はどのような研究をしたいと考えていますか?
小林先生 自分が面白そうだ、自分がしてみたいと思った研究はほとんどしてきたので、今後は学生たち主導の実験を増やしていきたいと考えています。
これまでも学生と協力して研究をしてきましたが、自分がしたいことを学生にやってもらっていた、という形が多かったのです。
これからは、学生の関心や興味を聞き出し、そこに自分がやってきたことをかけ合わせて新しいことをしたいですね。
いろんな経験をしておくことも大事――最後に、研究者を目指す大学生や高校生にメッセージをお願いします。