リアルなサイコパスを描いた10の映画作品 (4/10ページ)

カラパイア

彼は、ゲッコー商会をたち上げて成功したビジネスマンで、セミナーで"強欲は善"だと言ってのける。

 出世の階段のトップにいる者には、統計的にサイコパス的な要素を持つ者が多いと言われている。CEOのおよそ4~12%がサイコパス的特徴をもつという報告もある。刑務所でのサイコパスの割合が15%であることを考えると驚きの数字だ。

 心理学者のケヴィン・ダットンによると、サイコパスが選ぶキャリアのトップ4は、CEO、弁護士、メディア番組の司会者、販売員だそうだ。

 ポール・バビアックとロバート・ヘアは、著作『Snakes in Suits』の中で、職場での対立のほとんどは、サイコパス的リーダーがトップにいることに起因するといっている。

サイコパス気質の社員が、社内対立の原因になることは多い。多くの場合、わざと社員同士を対立させるよう煽る。サイコパスは相手によってまったく違う話をする

 職場におけるこうしたサイコパスは、本質的に人を操る"人形使い"で、ゴードン・ゲッコーはまさにこの典型なのだ。


7. 「ラブリーボーン」ジョージ・ハーベイ


 2009年の『ラブリーボーン』のスージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)は、14歳で無残に殺されてしまい、彼女の霊が悲嘆にくれる遺族を空から見守る。さらに、スージーは、自分を殺した犯人であるジョージ・ハーベイ(スタンリー・トゥッチ)とコミュニケートしようとする。

 ドールハウスに熱中し、孤独を愛するハーベイには、不気味な特徴がたくさんある。学校近くの地下に潜伏して、若い女の子を物色して誘っては殺す。彼はありふれた風景の中に埋没する、典型的なサイコパス連続殺人犯だ。

 元FBI捜査官のジョン・ダグラスは説明する。
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