リアルなサイコパスを描いた10の映画作品 (2/10ページ)
これから紹介する10の映画には、リアルなサイコパスを表現しているという。
・リアルなサイコパスを描いた10の映画作品
10. 「トレーニング デイ」のアロンゾ・ハリス
2001年に公開された『トレーニング デイ』は、ロス中南部の妄想、ギャング文化、警察の腐敗を背景に、良い警官が悪い警官とコンビを組む映画。
アロンゾ・ハリス(デンゼル・ワシントン)は、新米警官のジェイク・ホイト(イーサン・ホーク)に捜査のコツを教えていくが、アロンゾはジェイクにさまざまな道徳的試練を与え、人格の強さを試す。
アロンゾがもつ多くのサイコパス的特徴のひとつは、あらゆる種類の職業的、個人的な境界を逸脱していることだ。
典型的なサイコパスは、社会の規範を尊重せず、食い物にする他者の弱みを探す。社会的に互いに影響しあうのは、社会に適応したほとんどの人にとってはごく普通のことだが、サイコパスはこうした他人との相互作用を利用して、牛耳ることができる相手を罠にかける。
カルガリー大学のキベオム・リーは、サイコパスの研究は、特定の人格特性が他者を搾取する傾向を予測する研究の幅を広げると説明する。正直さや謙虚さの対極である欺瞞や自惚れといった特徴は、隙あらば他人を巧みに利用しようとする傾向につながってくる。
デンゼル・ワシントンは、アロンゾ・ハリスは演じた中でもお気に入りの役柄だったと、たびたび言っている。