リアルなサイコパスを描いた10の映画作品 (3/10ページ)
9. 「氷の微笑」のキャサリン・トラメル
1992年の『氷の微笑』で、シャロン・ストーンが演じたキャサリン・トラメルは、非常に知能が高い、カリスマ小説家だ。両親がボート事故でいっぺんに亡くなり、莫大な財産を手にした資産家でもある。
2006年の『氷の微笑2』では、デヴィッド・モリッシー演じる精神科医のマイケル・グラスが、キャサリンはリスク中毒だと分析する。
危険を冒し、他人ができないような危機を生き延びることができるのを自ら証明しなくてはならないという強迫観念に憑りつかれているというのだ。
とくにその後の警察との対決がまさにその典型で、危険が大きければ大きいほど、キャサリンの全能性が証明されることになる、とグラスは説明する。
全能のサイコパスは、恐怖を好む遺伝的要素をもつ。なかなか恐怖を感じられないため、その快感を得るためにより高いリスクに突っ込んでいく傾向にある。結果的に、罪もない人たちがサイコパスのゲームに巻き込まれ、残念ながら不幸な結果につながってしまう。
キャサリンの言葉の中にこんなものがある。"私は心理学の学位を持っているの。その分野に当てはまるでしょう。だから、ゲームはおもしろいのよ"
8. 「ウォール街」のゴードン・ゲッコー
1987年の『ウォール街』のゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)は、企業サイコパスの典型だ。