「鎌倉殿の13人」心を開きかけた頼家だが…第29回放送「ままならぬ玉」振り返り (10/11ページ)
比企弥四郎奉仰相具之。行向政所橋邊。剥取袈裟被燒之。見者如堵。皆莫不彈指……
※『吾妻鏡』正治2年(1200年)5月12日条
頼家(羽林)は念仏僧の活動を禁じました。その理由は「黒衣が気に入らない」からだとか。比企弥四郎(演:成田瑛基)に命じて念仏僧14名を連行させ、政所の橋(現:筋違橋)の辺りでその黒衣を奪って焼き捨てさせたのでした。
なぜ黒衣が気に入らないのかと言えば、自身が朝廷から着用を許された束帯(そくたい。朝廷に出仕する際の正装)の色が黒で、これと同じだからとのこと。
何と罰当たりなことを……その様子を見ていた野次馬たちは、災難除けとして指を弾かないものはいなかったとか(いわゆる指パッチンが災難除けとされていたようです)。
劇中では時連の諫言によって死一等を減じ、鎌倉からの追放で済みました。さすがに史実以上の悪人には描かないようでホッとしました。
次週・第30回放送「全成の確率」人を信じまいと孤独に苦しんでいた頼家に光明が差したと思ったら、一つだけ回収し忘れていた?人形(ヒトガタ)によって呪詛が発覚。