「鎌倉殿の13人」尼将軍・政子の伝説が幕開け!第46回放送「将軍になった女」予習 (1/11ページ)
源実朝(演:柿澤勇人)の暗殺によって「主なき宿」となった鎌倉。このまま鎌倉殿の不在が続けば、御家人たちを束ねる正当性が失われてしまいます。
一刻も早く次の鎌倉殿を迎えたいところですが、その最有力候補であった頼仁親王(よりひとしんのう。後鳥羽上皇の皇子)の話は一向に進みません。
後鳥羽上皇(演:尾上松也)としては物騒な鎌倉へ大事な皇子を出したくないし、執権・北条義時(演:小栗旬)としてはもう少し扱いやすい人物に替えたいと思っているようです。
でも、互いに自分から言い出す訳にはいかず、相手から断らせるよう駆け引きが始まりました。
……というのが前回のあらすじ。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、第46回放送は「将軍になった女」。実朝亡き後、次の鎌倉殿は誰になるのかが描かれる予定です。
「尼将軍」政子。もちろん自らそう名乗った訳ではない(イメージ)
サブタイトルが示すのは、もちろん政子(演:小池栄子)。後世「尼将軍」と呼ばれた彼女は、果たして鎌倉の難局をどう乗り越えていくのでしょうか。
今回も鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』をひもときながら、大河ドラマを予習していきましょう。
「ただし、今ではない」信濃前司行光上洛。是六條宮。