「べらぼう」瀬川が登場!写楽=斎藤十郎兵衛説 採用、蔦重が遺したもの…最終回の内容を解説 (9/11ページ)
蔦重とおていさん。色々あったけど、やはり最高の二人だった。NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。🄫NHK
おていさんが万一に備えてまとめ上げた覚書。彼女は「こんなものは屑屋(くずや。リサイクル業者)に売ってしまえればいいのに」と言いますが、もしそんなことをしたら大変な情報漏洩になりかねません。
それはそうと、本は屑屋に売ればただの屑ですが、本を本として読めば本も本望……そんな結婚前の思い出話に花が咲きました。
果たして自分は陶朱公のように生きられただろうか。いや……自嘲気味に振り返る蔦重に、おていさんは言います。
今や江戸だけでなく、日本全国で黄表紙や狂歌が楽しまれている。黄表紙や狂歌で腹がふくれることはないが、心を満たすことができる。心が満たされれば、人は優しく生きられるだろう。目の前が明るくなるだろう。次は自分が誰かの心を満たそうと思うようになるかも知れない。そういう笑いという富を、日の本中に振る舞ったのではないだろうか。
