『豊臣兄弟!』蜂須賀正勝が龍野城主になった裏で…城を奪われ“天空の城主”となった赤松広秀の悲劇の最期 (1/10ページ)
読者の皆さんは、『豊臣兄弟!』第25回「変事の予兆」(6月28日放送)の冒頭シーンを覚えていますか。
あの蜂須賀正勝(高橋努)が、なんと中国経営の要衝、播磨・龍野城の城主になりました。
龍野城の普請(改修)を正勝に任せようとする羽柴秀吉(池松壮亮)に対し、正勝は黒田官兵衛(倉悠貴)の方が適任だと言い張ります。
しかし秀吉が、「蜂須賀正勝、そなたを龍野城主とする」と正式に発表すると、その場にいた羽柴秀長(仲野太賀)や前野長康(渋谷謙人)らが皆そろって喜び、正勝を祝福しました。
感激した正勝は、「この先、何があろうとわしは、殿の力になり申す!」と誓います。
見た目に反して愛されキャラの正勝が、念願の城主になったこの場面に、『豊臣兄弟!』ファンは、盛り上がったことでしょう。
しかし、正勝の栄達の陰で、一人の戦国武将が奈落の底へ落とされたことは、あまり知られていません。
その武将の名は、赤松広秀(あかまつひろひで)。別名・斎村政広(さいむらまさひろ)です。
そう、彼こそが、正勝が秀吉から与えられた龍野城の前城主でした。