「鎌倉殿の13人」ついに比企一族の滅亡。頼家が目を覚ますと…第31回放送「諦めの悪い男」振り返り (10/12ページ)

Japaaan

滅ぼせる絶好の機会とあれば、これを逃す手はありません。

畠山重忠。歌川国芳筆

もちろん北条の縁者であることも影響しているのでしょうが、本来なら比企一族は鎌倉殿の後ろ盾であり、謀反の言いがかりをつけて討伐する北条の方がよほど謀叛人。

道理で言うなら気乗りしないどころか北条を(どんな手を使ってでも)止めるのが筋ですが、ここは利害の一致により協力します。

ともあれ和田・畠山ら御家人たちが突入して一気に勝負を決したのですが、比企一族がその実力を発揮できない(仲間を動員し切れない)内に滅ぼす手際の良さは、さすが北条と言ったところでしょうか。

さて、比企館では(演:堀内敬子)が指揮をとって一族を戦わせ、比企尼(演:草笛光子)とせつ(演:山谷花純)ら女性たちを逃がします。

一幡を守りながら逃げるせつ、そこに待ち受けた泰時の軍勢。捨て身で斬りかかったせつを、トウ(演:山本千尋)が瞬く間に討ち取りました(斬った?刺した?刺したように見えましたが)。

侍女と共に震える一幡を、善児(演:梶原善)が見据えて泰時の方へ振り返るシーン。この仕草が「殺っちまいますか?」なのか、あるいは「(本当は一幡を)助けたいんだろ?」なのか、ちょっと後者のニュアンスが感じられたのは筆者だけでしょうか。

近ごろ、善児はあまり「仕事」をしません。かつてトウを見逃したのもそうですが、自分で言っているようにそろそろ歳なんでしょう。

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