「鎌倉殿の13人」ついに比企一族の滅亡。頼家が目を覚ますと…第31回放送「諦めの悪い男」振り返り (9/12ページ)
思えば以前、千葉介常胤(演:岡本信人)たちが謀叛を起こそうとしていた時、比企能員が中に鎧を着込んでいたことがありました。
当時は「これが後に鎧を着込まずに斬られたことの伏線になるのか」と思っていたら、ここでも着込んでいたのです。
「その思いきりの悪さがわしらの命運を分けたんじゃ。北条は挙兵に加わり、比企は二の足を踏んだ」
堂々と丸腰で臨むなら、中途半端な保険など打つんじゃない。言い放つ時政に、能員は呪いの言葉を吐きつけます。
「北条は策を選ばぬだけのこと。そのおぞましい悪名は永劫消えまいぞ」
「……殺(や)れ」
後悔すべきは最期の油断。義時の命によって忠常が止めを刺し、ここに比企能員は果てたのでした。
果たして、一幡の行方は?さて、棟梁(アタマ)さえ殺(と)ったら後に残るは雑魚ばかり。
平家討伐と違って、かつては共に戦った仲間を殺すのに気乗りがしない和田義盛と、腹をくくって比企一族の討伐に臨む畠山重忠。
「力のある者が残るだけのこと。我らはそれに食らいつくのみ」
なんて言っていましたが、まぁ畠山重忠とすれば、地元の武蔵国内において比企一族は言わば目の上のコブ。